2021年の夏ごろ、左の乳房より右の乳房が張っていて少し違和感もあったので年末の健康診断のときにマンモグラフィー検査をすることにしました
私はがん検診というもの自体が初めての経験
乳がん検診には触診とエコーと少し被曝するけれどマンモグラフィーがあることを検索で知り、触診はエコーやマンモグラフィーより見落としが多いと書いてあったのでじゃあ被曝もしなくて触診より見落としが少ないエコーがいいと思い、病院に予約の電話をしました
そしたらなんとエコーはしていない、マンモグラフィーだけですと言うんですよ、地域で3つの指に入る病院なのに
しょうがないので今回はマンモグラフィー検査をすることにしました
気軽に受けたことを後悔
もうね、先に言っときますけどめちゃくちゃ痛かったんですよ、マンモグラフィー
二度と受けたくないです
マンモグラフィーが痛いとはどこかで見て知っていましたが、私は痛みには強い方なので普通に人が受けている検査くらい平気だろうと思っていました
当日受付に行くと、女性の事務の方が「今日は女性の技師さんがいなくて男性なんですけど構いませんか?」と聞いてきました
なるほど男性だと抵抗感がある人もいるかもしれませんね
私は医者や検査の人の性別はどちらでもいいので技術の高い方でお願いしたいタイプ
それに当日に聞かれても困っちゃいますね
部屋に入ると女性の事務員さんに上半身裸になって不織布の乳隠しをつけるよう言われます
でもこの乳隠しをつける方が恥ずかしかったです
あんまり役に立たないし
ただタオルみたいに左右の乳の上に垂らしておくだけの紙の布でした
ここで技師さんが登場、乳を挟んで撮影する旨の説明を受けます
乳を平らにすればするほど被曝量が減るそうです
へー、それはがんばらねば
じゃあここに立ってここを持ってくださいと医療機器に寄りかからせられます
医療機器ってあんまり人の体に沿ってないですよね
取手とかないし、とりにくい体位でした
技師「締めていきますよ〜」
私「痛いですか?」
技師「人によって全然違うんですよ、すごく痛い人もそんなに痛くない人もいます。締めますよ〜」
私の位置からは技師さんの手元は見えなかったのですが、万力みたいなので乳房に圧力がかかってきました。けっこう痛いな、と思ったのも束の間
私「痛っ、痛いです、無理です、痛いぃい…!!」
この時点で検査を中止してもらおうか迷いが出ました
技師「もうちょっと頑張って!」
万力「キリキリキリ…」
もう痛くて無理と思った位置でがんばったら終わるのかと思っていた私はそこから更に締められてもう声も出ません
技師「そのままじっとしていて」
といって撮影ボタンを押しに行く技師さん。締められている間ずっと痛い
今までこんな痛い目に遭ったことない。原付で単独事故してふくらはぎ裂傷したときや夜走っていて張られていたチェーンが見えなくて引っかかってお腹から道路にダイブしてしばらく動けなくなったときより余裕で痛い
もうこれは拷問のレベルでは??などと考えている間にやっと緩めてもらって一息つきました
左の乳房も同じようにつぶしたところでもうHPはイエローゾーンでした
なんと左右つぶしただけでは終わらない
左右の乳房を挟んで撮影したから終わったと思いました?
まだあるんですよ
マンモグラフィー検査は左右の乳房を上からつぶすのと横からつぶすのが1セットなんです
4回つぶされるんですよ
上からと横からで私の場合痛さが違いました
後半の2回は本当につらかったです
先に上からしたのか横からしたのかあまりの痛さに記憶が抜け落ちていて覚えていないんですが、多分後半が横からだったかな
片乳を検査中はもう片方の乳房は不織布で隠すように言われていたのですがそんなことに構っている余裕もなく、技師さんが必死に不織布を引っぱって隠そうとしてくれていたような気がします
マンモグラフィーの料金はいくら?
マンモグラフィーの料金は税込で4,400円でした
40歳以上は偶数年齢だと補助が出ますが私は奇数だったので正規の料金でした
結果は一ヶ月後に他の健康診断と一緒に郵送されてきました
たった一行「異常なし」と書かれているだけでした
胸の張りが何なのか、違和感の相談などはできませんでした
なぜマンモグラフィーは痛いのか
マンモグラフィーが異常に痛かったので後日調べたところ乳腺が発達している人は痛みを感じやすいとのことでした
痛いとは聞いていたけど予想を圧倒的に上回る痛さで、こんなに痛いと知った今ではもう二度とマンモグラフィーは受けたくないです
しかもマンモグラフィーは検査中だけでなく検査後1週間ほど乳房が打ち身みたいになります
内出血はなかったですが検査後も不快
次からはエコーにします
以上、マンモグラフィー検査が地獄のように痛かった話でした